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【産後の身体】ダメージは交通事故レベル!無理が禁物な理由と回復の考え方
目次
- 産後の身体のダメージは想像以上に大きい
- 全治2ヶ月の重症であることを自覚する
- 骨盤の状態は「グラグラ」の不安定さ
- 体力が限界を超えている現実
- 産後の身体のダメージが大きくなる3つの理由
- 2.産後はハイになっていて深刻さに気付けないから
- 3.家事や育児を休めない場合が多いから
- 産後の身体のダメージが「交通事故レベル」と言われる理由
- 1.医学的に交通事故と同じレベルの損傷だから
- 2.自然分娩は激しい運動×外傷と同じだから
- 3.帝王切開は開腹手術と同じだから
- 産後の身体のダメージによって起こりやすい5つの不調
- 強い疲労感・回復しないだるさ
- 腰痛・関節痛・恥骨痛
- 悪寒・冷え・ふらつき
- 心に現れるサイン
- 尿漏れや便秘などの排泄トラブル
- 産後の肥立ちとは?回復の分かれ道になる概念
- 産後の肥立ちとは
- 産褥期(産後約6〜8週間)の過ごし方が鍵
- 産後の無理は一生祟ると言われる理由
- 1.産後はアドレナリンで無理をしている状態だから
- 2.将来的な「健康不調のリスク」があるから
- 産後の体のダメージを回復させるための3つのポイント
- ポイント①生活の基本「横になること」を徹底する
- ポイント②身体の内外から「修復」をサポートする
- ポイント③医療機関へ相談すべき「SOSサイン」を知る
- まとめ:産後の身体のダメージを正しく知り、未来の自分を守ろう
出産という大仕事を終えた直後、多くのママが直面するのが「思うように動かない身体」と「原因不明の不調」です。周囲からは「おめでとう」と祝福され、赤ちゃんのお世話に追われる日々の中で、自分の体の悲鳴を後回しにしていないでしょうか。
よく「産後の体は交通事故レベルのダメージ」と言われますが、これは医学的にも決して大げさな表現ではありません。この記事では、産後の身体に何が起きているのかを分かりやすく解説します。「産後の無理は一生祟る」と言われるように、しっかりと回復しないと将来に影響が出る場合も。しっかり理解しておいてください。
産後の身体のダメージは想像以上に大きい
出産は人生における感動的なイベントですが、身体にとっては「全治数ヶ月の重傷」を負った状態と同じです。まずは、自分の身体がどれほど過酷な状況にあるのかを正しく認識することから始めましょう。
全治2ヶ月の重症であることを自覚する
医学的に、産後の身体が妊娠前の状態に回復するまでの期間(産褥期)は約6〜8週間とされています。これは、大きな手術を受けたり、複雑骨折をした際の入院・リハビリ期間に匹敵します。見た目は普通に動けているように見えても、体内では細胞レベルの修復が必死に行われているのです。
骨盤の状態は「グラグラ」の不安定さ
出産時、赤ちゃんが通りやすくするためにリラキシンというホルモンが分泌され、骨盤周りの靭帯や筋肉が最大級に緩みます。出産直後の骨盤は、いわば「バラバラの積み木」のような状態。この不安定な骨盤で赤ちゃんを抱っこし、家事を行うことは、それだけで身体に凄まじい負荷をかけています。
体力が限界を超えている現実
約10ヶ月にわたる妊娠期間、お腹の中で一人分の人間を育て上げ、さらに命がけの出産を終えた身体は、すでにエネルギーが枯渇しています。そこに追い打ちをかけるように24時間体制の育児が始まるため、産後の身体は私たちが想像する以上に「空っぽ」の状態なのです。
産後の身体のダメージが大きくなる3つの理由
なぜ、産後のダメージはこれほどまでに多岐にわたり、長引くのでしょうか。そこには体内での劇的な変化と、現代社会特有の背景が関係しています。
1.産後は全身に損傷を負っているのと同じ状態だから
産後の身体は、見た目以上に深刻な損傷を負っています。体内では、以下のような劇的な変化が同時に発生しています。
- 子宮の巨大な傷:胎盤が剥がれた跡は「手のひらサイズ」の傷口となり、数週間かけて修復されます。
- 内臓の急激な移動:圧迫されていた胃腸などが元の位置に戻ろうとし、消化機能が一時的に不安定になります。
- 筋靭帯の損傷:骨盤底筋群が断裂に近いレベルまで引き伸ばされ、骨格全体がグラグラの状態になります。
- ホルモンの激変:妊娠維持ホルモンが急落し、数日で更年期障害が進行するような衝撃が自律神経を直撃します。
2.産後はハイになっていて深刻さに気付けないから
産後のダメージを自覚しにくい一因に、脳の働きによる「痛みの麻痺」があります。子どもを守る本能からアドレナリンが大量に分泌される「ハイ状態」になるため、本当は満身創痍なのに動けてしまうという錯覚が生まれます。
赤ちゃんを優先するあまり、脳が自らの「痛い」「辛い」というサインを無意識に抑制してしまうことも少なくありません。しかし、体内では炎症や貧血が続いており、脳が無理をさせている状態に過ぎないため、数ヶ月後にドッと疲れが噴き出すのです。
3.家事や育児を休めない場合が多いから
体のメカニズムだけでなく、外部環境も回復を妨げる大きな要因です。核家族化によるワンオペ育児が常態化し、産後すぐに動かざるを得ない環境がダメージを深刻化させます。
さらに「みんなやっている」「昔の人はもっと動いていた」という根拠のない言葉や、SNSでのキラキラした投稿による焦りが、ママたちに休むことへの罪悪感を抱かせます。こうした「休んではいけない」という精神的な壁が、本来必要な養生期間を奪っているのが現代の産後です。
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産後の身体のダメージが「交通事故レベル」と言われる理由
「交通事故レベル」という言葉は、決して比喩だけではありません。医学的な視点からも、その衝撃の大きさが説明されています。
1.医学的に交通事故と同じレベルの損傷だから
出産時に体内組織が受けるダメージは、時速40〜60kmで衝突した際の全身打撲や内臓損傷に近いと言われています。特に骨盤周りの損傷は激しく、外傷外科の視点で見れば、本来なら「即入院・絶対安静」を命じられるレベルの重傷です。見た目に大きな傷が見えなくても、体の中では救急搬送されるような事態が起きています。
2.自然分娩は激しい運動×外傷と同じだから
自然分娩(経膣分娩)の場合、その過酷さは「激しい運動」と「外傷」のダブルパンチです。出産を終えた瞬間の身体は、全力でフルマラソンを走り終えた直後に、プロレスラーから全身を叩かれたような状態に近いと言っても過言ではありません。いきみによる激しい筋肉痛に加え、産道の裂傷や会陰切開など、具体的な「怪我」も負っています。精神的な高揚感で麻痺しがちですが、身体的には極限状態を超えたダメージが蓄積されています。
3.帝王切開は開腹手術と同じだから
帝王切開は、決して「楽な出産」などではなく、立派な「開腹手術」です。腹筋や子宮を何層も切開するため、術後は重い腹部手術を受けた患者と同じ回復期間を必要とします。通常の手術であれば、術後数日は安静に過ごし、徐々にリハビリを始めますが、産後の場合は術後の激痛と戦いながら、当日から赤ちゃんのお世話が始まります。この過酷さは、一般的な医療の常識では考えられないほどの重い負担です。
産後の身体のダメージによって起こりやすい5つの不調
ダメージが蓄積した身体には、さまざまなサインが現れます。これらは「甘え」ではなく、身体からの切実なSOSです。
強い疲労感・回復しないだるさ
どれだけ寝ても取れないだるさ、鉛のように重い体。これは細胞が修復にエネルギーを全振りしており、日常生活を送るための「余力」が残っていない証拠です。
腰痛・関節痛・恥骨痛
骨盤の緩みにより、支えを失った筋肉が悲鳴を上げます。また、授乳や抱っこの姿勢が続くことで、手首や膝などの関節に炎症が起きやすくなります。
悪寒・冷え・ふらつき
大量の出血(悪露)やホルモンバランスの乱れにより、体温調節機能が低下します。急にガタガタ震えるような悪寒(産褥熱)や、立ち上がった時のふらつきには注意が必要です。
心に現れるサイン
涙が止まらない、イライラする、不安で眠れないといった「産後ブルー」や「産後うつ」は、脳の伝達物質がホルモンの急変に追いついていないために起こります。心の不調は、身体のダメージが脳に影響を及ぼしている結果です。
尿漏れや便秘などの排泄トラブル
骨盤底筋の損傷により、くしゃみや重いものを持った時の尿漏れが起こりやすくなります。また、内臓の位置が安定しないことや会陰の傷への恐怖から、便秘が悪化することも多いです。
産後の肥立ちとは?回復の分かれ道になる概念
古くから日本には「産後の肥立ち(ひだち)」という言葉があります。これは産後の体が順調に回復していく過程を指します。
産後の肥立ちとは
「肥立ちが良い」とは、子宮が順調に収縮し、悪露が止まり、体力が戻っていく状態を指します。逆にこの時期に無理をすると「肥立ちが悪い」状態になり、慢性的な不調の原因になります。
産褥期(産後約6〜8週間)の過ごし方が鍵
この期間は、とにかく「横になること」が仕事です。座っているだけでも骨盤には負担がかかります。赤ちゃんが寝ている間は一緒に横になり、重力から骨盤を解放してあげることが、最速の回復への近道です。
産後の無理は一生祟ると言われる理由
「産後の無理は一生祟る」という言葉、一度は聞いたことがあるかもしれません。これには科学的な根拠があります。
1.産後はアドレナリンで無理をしている状態だから
産後はアドレナリンが大量に分泌されているため、本来なら立ち上がれないほどの痛みや疲れがあっても、脳がそれを麻痺させて動けてしまいます。しかし、これは身体が回復したのではなく、未来のエネルギーを「前借り」している状態に過ぎません。この無理の代償は、アドレナリンが切れる数ヶ月後、あるいはホルモンバランスが大きく変わる数十年後に表面化します。
2.将来的な「健康不調のリスク」があるから
産後の組織修復が不十分なまま負担をかけ続けると、数十年後の更年期に差し掛かった際、蓄積されたダメージが一気に噴き出すリスクが高まります。具体的には、以下のような症状に悩まされるケースが少なくありません。
- 重度の腰痛や関節の痛み
- 尿漏れや便失禁などの排泄トラブル
- 内臓脱(骨盤底筋の衰えにより、子宮などが下がってくる状態)
- 自律神経の乱れが固定化されることによる慢性疲労
産後にケアしておかないと、文字通り「一生」の負担になるケースもあります。
産後の体のダメージを回復させるための3つのポイント
ダメージを受けた体を守り、未来の健康をつくるために今日から意識したいポイントです。
ポイント①生活の基本「横になること」を徹底する
まずは物理的に身体を休める環境を整えることが、回復への最短ルートです。
- 「横になる」を徹底する:座っているだけでも骨盤には重力がかかり、負担になります。赤ちゃんが寝ている間は、スマホを置いて一緒に横になりましょう。
- 家事は1ヶ月やらない:掃除や料理はパートナーや外部サービス、親戚に完全に任せてください。「休むこと」が今のママの最大の仕事です。
- 目と脳を休める:産後の目は非常に疲れやすく、スマホの使いすぎは自律神経の回復を妨げます。意識的に画面から目を離す時間を持ちましょう。
ポイント②身体の内外から「修復」をサポートする
日々の食事やツールを活用し、組織の回復を内側と外側の両面から助けます。
- タンパク質と鉄分を摂る:傷ついた組織(子宮や筋肉)の修復にはタンパク質が、血液の生成には鉄分が不可欠です。
- 骨盤ベルトを適切に使う:グラグラの状態にある骨盤を外部からサポートし、歩行や動作時の筋肉への負荷を軽減します。
- 首・足首を温める:血流を良くすることで子宮の収縮を助け、自律神経を整えて冷えによる不調を防ぎます。
ポイント③医療機関へ相談すべき「SOSサイン」を知る
自力での回復を待つのではなく、専門的な治療が必要なサインを見逃さないでください。38度以上の発熱や悪臭のする悪露、激しい腹痛がある場合は、早急に産婦人科を受診しましょう。
また、身体的な症状だけでなく「死にたい」「消えたい」といった強い絶望感や、涙が止まらない状態が続く場合も、迷わず専門家に相談してください。これらはあなたが弱いからではなく、ダメージを受けた体が発信している医学的なSOSです。
まとめ:産後の身体のダメージを正しく知り、未来の自分を守ろう
産後の身体は、あなたが想像している以上にボロボロで、それでいて一生懸命に回復しようと頑張っています。今のあなたが最優先すべきは、育児を完璧にこなすことではなく、「自分の身体を休めること」です。
「交通事故レベル」の怪我を負っている人が、無理をして家事をしていたら、誰だって「休んで!」と止めるはずです。あなたも自分自身に対して、同じように優しく接してあげてください。今しっかり休むことは、10年後、20年後の元気な自分への最高のプレゼントになります。
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執筆者プロフィール
【ママノユメ本部】株式会社マザープラス
ママになった女性、ママになる女性、全ての女性にもっともっと元気になってもらいたいと、ママの立場に立った様々な企画や事業を展開しています。 子連れで楽しめるおけいこやイベント、ママの参加型マーケティング事業、さらにはママ向け求人情報など様々な事業の中で、ママと社会との架け橋になる役割を目指しています。 motherにたくさんのplusが加わる事で、ママの素敵な笑顔が増える、そして社会参加の機会をマザープラスは皆さんと一緒に作っていきたいと思います。

