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【投資のリスクとリターン】「怖い」を「安心」に変える!初心者ママのための基礎知識と守り方
「投資って、失敗したら借金を背負うの?」
「リターンが大きいのは魅力的だけど、やっぱり減るのが怖い……」
投資の世界では、必ずと言っていいほど「リスク」と「リターン」という言葉がセットで登場します。なんとなく「リスク=危険」「リターン=儲け」と思っていませんか?
実は、この2つの言葉の本当の意味を知るだけで、投資に対する漠然とした恐怖心は驚くほど小さくなります。
目次
- 「リスク」と「リターン」とは
- リターンとは「運用の成果」のこと
- リスクとは「振れ幅の大きさ」のこと
- リスクとリターンの「比例関係」
- 投資で直面する3つのリスク
- 1. 価格変動リスク(値段が変わる)
- 2. 信用リスク(約束が守られない)
- 3. 流動性リスク(すぐに現金化できない)
- リスクを抑えて賢く増やす3つの投資戦略
- 1. 「分散投資」でダメージを逃がす
- 2. 「長期投資」で振れ幅をならす
- 3. 「リスク許容度」に合わせて選ぶ
- 失敗しないために!投資判断の前の「3つの心構え」
- 1. 情報収集は「客観的」に行う
- 2. 迷ったら「専門家」を頼る
- 3. 常に「冷静」さを保つ
- まとめ:リスクは「怖いもの」ではなく「管理するもの」
「投資って、失敗したら借金を背負うの?」
「リターンが大きいのは魅力的だけど、やっぱり減るのが怖い……」
投資の世界では、必ずと言っていいほど「リスク」と「リターン」という言葉がセットで登場します。なんとなく「リスク=危険」「リターン=儲け」と思っていませんか?
実は、この2つの言葉の本当の意味を知るだけで、投資に対する漠然とした恐怖心は驚くほど小さくなります。
この記事では、投資の基本である「リスクとリターンの正体」や、知っておくべき「3つのリスク」、そして賢いママが実践している「リスク管理術」について解説します。
「リスク」と「リターン」とは
投資を始める前に、まずは言葉の定義をアップデートしましょう。ここを誤解したままだと、必要以上に投資を遠ざけたり、逆に危険な商品に手を出してしまったりする原因になります。
リスクとリターンは、切っても切り離せない「表裏一体」の関係にあります。
リターンとは「運用の成果」のこと
リターンとは、投資の結果として得られる損益のことです。
- インカムゲイン: 株の配当金や、債券の利子など、持っているだけで入る利益
- キャピタルゲイン: 安く買って高く売った時の、値上がり益
「利益(プラス)」だけでなく「損失(マイナス)」も含めてリターンと呼びます。
リスクとは「振れ幅の大きさ」のこと
ここが一番のポイントです。日常会話でのリスクは「危険なこと」を指しますが、投資の世界では「結果が不確実であること(振れ幅)」を指します。
- リスクが低い: 大きく増えないけれど、大きく減ることもない(振れ幅が小さい)
- リスクが高い: 大儲けする可能性がある反面、大損する可能性もある(振れ幅が大きい)
リスクとリターンの「比例関係」
「ローリスク・ハイリターン(安全なのに大儲けできる)」という商品は、投資の世界には絶対に存在しません。
高いリターンを望むなら、それに見合ったリスク(減る可能性)を受け入れる必要があります。逆に、減るのが嫌なら、リターンも少なくなります。このバランスを理解することが、投資家への第一歩です。
投資で直面する3つのリスク
「資産が減る可能性がある」といっても、具体的に何が原因で価値が変わるのでしょうか? 代表的な3つのリスクを知っておくと、ニュースで株価の変動を見ても「ああ、これが原因ね」と冷静に受け止められるようになります。
1. 価格変動リスク(値段が変わる)
これは最も一般的なリスクで、株式や投資信託などの値段が、世の中の景気や企業の業績によって上がったり下がったりすることを指します。スーパーの野菜の値段が天候で変わるように、投資商品の値段も日々動いているのです。
毎日値段が変わるので、スマホで画面を見るたびに一喜一憂してしまうママも多いかもしれません。しかし、値段が下がるということは「安く買える」ということでもあります。スーパーのタイムセールと同じで、長い目で見れば「安く仕込むチャンス」だと捉える心の余裕を持つことが大切です。
2. 信用リスク(約束が守られない)
国や企業が財政難や倒産に陥り、預けたお金や利息が返ってこなくなるリスクのことです。「デフォルト」という言葉でニュースになることもあります。
一般的にお金を借りたい側は、信用力が低いほど「高い金利」を払って借りようとします。そのため、「聞いたこともない国の通貨ですごく金利が高い」とか「経営が危ない企業の株」などは、この信用リスクが非常に高い状態です。リターンだけに目を奪われず、相手が信頼できる投資先かどうかを見極める必要があります。
3. 流動性リスク(すぐに現金化できない)
「売りたい!」と思った時に買い手がつかず、すぐに現金に換えられなかったり、安く叩き売らざるを得なかったりするリスクです。マイナーな株式や、売買に手続きや時間がかかる不動産などがこれに当たります。
ママにとって一番困るのは、「来月の学費が必要なのに引き出せない!」という事態です。投資信託などは比較的数日で現金化できますが、それでも銀行預金のような即時性はありません。だからこそ、前回の記事でお伝えした「生活防衛資金」をしっかり現金で確保しておくことが、このリスクへの最大の防御策になるのです。
リスクを抑えて賢く増やす3つの投資戦略
投資のリスク(振れ幅)を完全にゼロにすることはできませんが、限りなく小さくコントロールすることは誰にでも可能です。 プロの投資家も実践している、リスクを抑えるための「王道の守り方」を3つご紹介します。
1. 「分散投資」でダメージを逃がす
投資の世界には「卵を一つのカゴに盛るな」という有名な格言があります。すべての卵を一つのカゴに入れていると、そのカゴを落とした時に全滅してしまうからです。
これを投資に置き換えると、「日本株だけ」「一つの会社だけ」に集中せず、アメリカや全世界、あるいは株式だけでなく債券など、投資先をいろいろな場所に散らしておくことが重要だということです。そうすれば、もしどれか一つの成績が悪くても、他の地域の成績が良ければカバーしてくれるため、資産全体が大きく減るのを防ぐことができます。
2. 「長期投資」で振れ幅をならす
目先の値動きに惑わされず、10年、15年と長く持ち続けることも強力なリスク対策です。NISAやiDeCoなどの制度を活用して、一度買ったら売らずにじっくりと育てていきましょう。
過去のデータを見ると、運用期間が短いうちは結果にバラつきがありますが、期間が長くなればなるほどリスク(振れ幅)が安定し、最終的にプラスのリターンに収まりやすいことがわかっています。家事や育児で忙しいママにとって、ほったらかしで済む「時間」は、資産形成における最強の味方になってくれます。
3. 「リスク許容度」に合わせて選ぶ
自分の年齢、性格、そして家計の状況に合わせて、無理のない範囲で投資を行うことも大切です。「資産が一時的に半分になっても平気か?」「数万円減っただけで夜も眠れなくなってしまうか?」と、まずは自分の心に問いかけてみてください。
一般的に、これから収入が増えていく若い世代はリスクを取りやすく、逆にリタイアが近いシニア世代は守りを固める必要があります。このように自分のライフステージに合った商品を選ぶことで、ストレスのない運用を続けることができます。
失敗しないために!投資判断の前の「3つの心構え」
いざ「買ってみよう」と思った時、最後に確認してほしいポイントがあります。 大切なお金を動かす時、どうしても不安や欲が出てしまうもの。感情に流されず、賢い判断をするためのお守りとして、この3つを心に留めておいてください。
1. 情報収集は「客観的」に行う
スマホを見れば「これさえ買えば絶対に儲かる!」といった甘い言葉が溢れていますが、SNSの情報だけを鵜呑みにするのは非常に危険です。
大切なのは、一つの情報源に頼りすぎないこと。ニュースや書籍、金融庁の公式サイトなど、複数の情報を見比べてみる癖をつけましょう。また、良いこと(メリット)ばかりでなく、「どんなリスクがあるのか」「最悪の場合はどうなるのか」というデメリットもしっかり確認することで、冷静な判断ができるようになります。
2. 迷ったら「専門家」を頼る
もし自分で調べるのに疲れてしまったり、自信が持てなかったりする時は、無理をせずプロの力を借りるのも一つの手です。
ファイナンシャルプランナー(FP)や証券会社のアドバイザーに相談して、客観的な意見をもらうと視界がクリアになります。ただし、彼らの意見はあくまでアドバイスです。「プロが言ったから」と丸投げにするのではなく、最終的には自分自身が納得した上で決断することを忘れないでください。
3. 常に「冷静」さを保つ
投資における最大の失敗原因は、実は「感情」です。株価が暴落して怖くなり、一番安い値段で売ってしまったり(狼狽売り)、逆に急騰している時に焦って高値で買ってしまったりするのは、すべて感情的な行動の結果です。
市場がどんなに荒れていても、最初に決めた「毎月〇〇円を積み立てる」というルールや計画通りに、淡々と続けること。この「鈍感力」こそが、長期投資で成功するための最大の秘訣なのです。
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まとめ:リスクは「怖いもの」ではなく「管理するもの」
投資におけるリスクとは「危険」のことではなく、「リターンを得るために引き受ける振れ幅」のことです。
- ・リスクとリターンは比例する(うまい話はない)
- ・3つのリスク(価格・信用・流動性)を理解する
- ・長期・分散・積立でリスクはコントロールできる
この仕組みさえ理解していれば、投資は決してギャンブルではありません。
まずは少額からスタートし、値動きに慣れながら、自分に合った「リスクとリターンのバランス」を見つけていきましょう。
執筆者プロフィール
【ママノユメ本部】株式会社マザープラス
ママになった女性、ママになる女性、全ての女性にもっともっと元気になってもらいたいと、ママの立場に立った様々な企画や事業を展開しています。 子連れで楽しめるおけいこやイベント、ママの参加型マーケティング事業、さらにはママ向け求人情報など様々な事業の中で、ママと社会との架け橋になる役割を目指しています。 motherにたくさんのplusが加わる事で、ママの素敵な笑顔が増える、そして社会参加の機会をマザープラスは皆さんと一緒に作っていきたいと思います。

