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【活動報告】ベトナム・ホーチミン視察で見えた、日本と世界を繋ぐ「愛育」の未来

みなさん、こんにちは!ママノユメ代表の巽です。

2026年5月、私はベトナム・ホーチミンへ足を運んでいました。 今回の旅の目的は、現地の障がい児支援施設の視察です。

ご一緒させていただいたのは、ベトナムに母子手帳を広げられた第一人者であり、長年にわたり支援学校の教員としてたくさんの子ども達と向き合ってこられた経歴を持つ板東さん。すべてのご縁の創造主である板東さんと共に、現地の皆さまのご協力をいただきながら、非常に濃密で価値のある時間を過ごしてきました。

国が違っても、子どもを想う気持ち、そして私たちキッズプラスが掲げる『愛育』の想いを願う親御さんの気持ちはきっと同じ。 今回は、現地で私が見て、触れて、心から感じたリアルなレポートをお届けします。

(※キッズプラスの想いはこちら:https://www.motherplus.net/kidsplus/

■ 現地に足を運んで初めて知る「リアルな実態」

ホーチミンに到着した初日、通訳を担ってくださるヤンさんとビン先生が空港までお迎えにきてくださいました。

その夜は、現地で士業をされているフックさんとご一緒させていただき、ローカルだからこそ知れる貴重なお話をたくさん伺うことに。

そこで伺った現地の福祉や社会基盤の実態に、正直……言葉が出ませんでした。

日本のように、様々な社会基盤に守られている環境が当たり前ではないこと。 親日国だからこそ感じる、日本文化との距離感や受け止められ方の違い。

「暮らしを支える仕組み全体」という日本の社会基盤がどれほど凄すぎるものなのかを、離れた土地で改めて思い知らされました。これまでの交流会や旅では決して知り得なかった事情がテンコ盛りで、初日は興奮して眠れなかったほどです。

しかし、この初日にフックさんから伺ったお話のおかげで、私たちの視察はただ施設を見るだけでなく、“着眼点”をガラリと変えて臨むことができました。

■ 3つの施設への訪問:言葉を超えて響く子どもたちの可能性

視察では、それぞれアプローチの異なる3つの施設を訪問させていただきました。

1. 教会が運営する視覚障がい児センター

ホーチミン市内にあるこのセンターでは、たくさんの児童が人懐っこく話しかけてくれました。そこで耳にしたのは、まさかの「日本語」! 『おはようございます』から始まり、驚くほど自然な会話ができる児童も数名いらっしゃいました。

別れ際、20歳のクオックさんが真っ直ぐな目で夢を語ってくれました。 「日本へ行って日本語を学び、将来は“声を使う仕事”に就きたい」 その姿に胸が熱くなり、最後に彼らが届けてくれた心に響く歌声には、言葉を超えた感動で涙が出そうになりました。

また、別のカトリック系支援施設を訪問した際には、出会った女の子から手作りのお人形のプレゼントが。アートを感じるセンス溢れる可愛い贈り物に、朝から胸がいっぱいになりました。

2. 言語障害・発達遅延児向け支援施設(退職された先生が運営)

こちらは、障がい児教育において“早期介入”を行う施設です。 初日に空港へ迎えにきてくださったビン先生と、長年ホーチミン障がい児教育センターで共に働かれていたロアンさんが、退職後にご自身で立ち上げ、運営されている言語療育施設です。温かい手作りの療育が実践されていました。

3. 高級住宅街にある、若いエネルギー溢れる早期介入施設

最後に伺ったのは、私たちの「キッズプラス」に最も環境が近い、言語障害・発達遅延児向けの早期介入施設です。 社長のヴァンさんとたくさん情報交換をさせていただきました。センスの良い洗練された施設内には若いスタッフが溢れ、お預かりしている児童の年齢層もキッズプラスとまったく同じ!

3箇所すべての施設に共通していたのは、「子ども達一人ひとりの可能性を信じ、丁寧に寄り添われている姿」。そこに大きなる未来の可能性を感じました。

■ 点と点が繋がり、明確になった未来への架け橋

帰国の直前、空港へ向かう前には、コーディネーターのヤンさん、そしてわざわざおにぎりを届けてくださったフックさん、そして板東さんと私の4人で、今回の視察を振り返る時間を持ちました。

この数日間で見て、触れて、感じたこと。 これから何が必要で、どんな未来の可能性があるのか――。 バラバラだった点と点が繋がり、私たちがこれから進むべき新たな方向性がはっきりと明確になった、非常に価値ある時間でした。

そして何より痛感したのは、今の日本の福祉や療育の土台は、先人の方々が長い年月をかけて必死に築き、守り、繋いでくださった奇跡のようなものだということです。 しつこいかもしれないけれど、私はやっぱり声を大にして伝えたい。

「日本という国は、本当に素晴らしい!」

だからこそ、今回いただいた素晴らしい学びと温かいご縁を、決して一過性のものにしてはいけない。日本とベトナムを結ぶ架け橋として、微力ながらも、これからの未来へ繋いでいく担い手になりたいと強く心に誓いました。

日本国内に留まらず、世界にもしっかりと目を向けながら、私たちにできることをひとつずつ形にしていきます!

これからの「ママとママ助け合いプロジェクト」、そして「キッズプラス」の展開をどうぞ温かく見守っていただけると嬉しいです。